将来の話をはじめた時に、美羽はおかしなことを口にした。
「将来の夢かー客室乗務員か、宇宙ステーションで事務か、エベレストの救助隊の詰め所の看板娘かな」
「何だよそれ。宇宙で事務って」
「へへ、1000%無理だって分かってるよーでも夢はタダだよー」
悠真はこらえきれず笑ってしまった。
まだ宇宙なんてごく一部の人間しか行けない。
難しい訓練や研修を耐え、適性があってやっと行ける場所に事務なんて仕事はないのだ。
「時給850円、勤務地宇宙ステーション! そんな未来はいつか来るよね」
でも美羽は未来にそんな平凡さを求めているようだ。
今は難しいことでも近い未来にそれが叶うと真剣に信じていた。
「俺はね~どうしようかな」
「何でもできるよ。悠真の世界は地上どこまでもずーっと繋がってるんだから」
「それ言ったら美羽だってそうだろ。パリ5回目の先輩は俺よりずっと色々な場所を知ってるんだろうし」
「そういうお話じゃなくて。迷っても平気ってこと~」
美羽が頬を膨らませるのがおかしくて、悠真は笑った。
カチカチのハーゲンダッツにスプーンを突き立てて、なかなか食べれないとふてくされる美羽に、悠真は代わりにスプーンを差し込んであげた。
「男の子すごい!」
「アイス好きなの?」
「うん、大好き」
感謝を受けてちょっと照れくさかったが、調子にのって美羽の母親の分もやってあげた。
「将来の夢かー客室乗務員か、宇宙ステーションで事務か、エベレストの救助隊の詰め所の看板娘かな」
「何だよそれ。宇宙で事務って」
「へへ、1000%無理だって分かってるよーでも夢はタダだよー」
悠真はこらえきれず笑ってしまった。
まだ宇宙なんてごく一部の人間しか行けない。
難しい訓練や研修を耐え、適性があってやっと行ける場所に事務なんて仕事はないのだ。
「時給850円、勤務地宇宙ステーション! そんな未来はいつか来るよね」
でも美羽は未来にそんな平凡さを求めているようだ。
今は難しいことでも近い未来にそれが叶うと真剣に信じていた。
「俺はね~どうしようかな」
「何でもできるよ。悠真の世界は地上どこまでもずーっと繋がってるんだから」
「それ言ったら美羽だってそうだろ。パリ5回目の先輩は俺よりずっと色々な場所を知ってるんだろうし」
「そういうお話じゃなくて。迷っても平気ってこと~」
美羽が頬を膨らませるのがおかしくて、悠真は笑った。
カチカチのハーゲンダッツにスプーンを突き立てて、なかなか食べれないとふてくされる美羽に、悠真は代わりにスプーンを差し込んであげた。
「男の子すごい!」
「アイス好きなの?」
「うん、大好き」
感謝を受けてちょっと照れくさかったが、調子にのって美羽の母親の分もやってあげた。



