モコレス3は、テトリスにも似たパズルゲームで、発売は10年前だが今でも飛ぶように売れている。定番ゲームの1つだった。美羽はいつも25面までしか行けないのだと言うが、悠真は58面までクリアしていた。
はじめはそんな美羽の攻略を求めるゲームの話から、悠真が学校の話をはじめると美羽は聞く側に回った。
進学をどうしようとか、今回のパリ行きが最後の楽園だとか、学校で自転車をパンクさせたとか、弁当を忘れた上にサイフも忘れていたとか、そんなどうでもいい話を美羽は楽しそうに聞いた。
機内食が運ばれ、狭いスライドテーブルに乗ると、寝ていた母親も目を覚ました。
美羽が「おはよう」と声をかけると母親は嬉しそうに「おはよう」と返してチキンの香草焼きの蓋を開けた。
狭いスペースでテーブルにいっぱいの機内食。
蓋を外して置く場所もないが、悠真はうまく蓋を整理して食事を始めた。
美羽はデザートのハーゲンダッツが楽しみだと言いながらも、機内食を1つ1つしっかりと味わいながら食べた。母親とは違う魚料理を選んだ美羽はたまに母親から料理をつまんで両方を味わった。
ただでさえカチカチなのにさらに石のように固くなったハーゲンダッツをテーブルにのせ、紅茶を飲みながら美羽は満足そうにお腹を撫でる。
フライト時はお腹が空いていて不機嫌だったのだろうと悠真は一方的に納得した。
とにかく美羽はよく話した。
もちろん周囲の迷惑にならないように小声だったし、鳴海を出た時間が早かったのもあって席はぽつぽつと空いていたから周囲に気を張ることもなかった。
はじめはそんな美羽の攻略を求めるゲームの話から、悠真が学校の話をはじめると美羽は聞く側に回った。
進学をどうしようとか、今回のパリ行きが最後の楽園だとか、学校で自転車をパンクさせたとか、弁当を忘れた上にサイフも忘れていたとか、そんなどうでもいい話を美羽は楽しそうに聞いた。
機内食が運ばれ、狭いスライドテーブルに乗ると、寝ていた母親も目を覚ました。
美羽が「おはよう」と声をかけると母親は嬉しそうに「おはよう」と返してチキンの香草焼きの蓋を開けた。
狭いスペースでテーブルにいっぱいの機内食。
蓋を外して置く場所もないが、悠真はうまく蓋を整理して食事を始めた。
美羽はデザートのハーゲンダッツが楽しみだと言いながらも、機内食を1つ1つしっかりと味わいながら食べた。母親とは違う魚料理を選んだ美羽はたまに母親から料理をつまんで両方を味わった。
ただでさえカチカチなのにさらに石のように固くなったハーゲンダッツをテーブルにのせ、紅茶を飲みながら美羽は満足そうにお腹を撫でる。
フライト時はお腹が空いていて不機嫌だったのだろうと悠真は一方的に納得した。
とにかく美羽はよく話した。
もちろん周囲の迷惑にならないように小声だったし、鳴海を出た時間が早かったのもあって席はぽつぽつと空いていたから周囲に気を張ることもなかった。



