『夢では無いぞ』 聞き覚えのある声が頭の上から聞こえた。 恐る恐る顔を上げると、 そこには縁結びの神様がいた。 夢じゃなかったんだ… いや、まだ夢の続きなのかも…。 寝ぼけ頭でそんなことを考える。 『惚けておる場合では無いぞ。 さっさと仕度をせよ。このままでは遅刻ぞ』 「えっ!?」 神様に言われ、私は時計に目をやった。 いつもの起きる時間をとっくに過ぎていた…。 「うわっ!!もうこんな時間!?」 急いで仕度しないと遅刻する。 私は慌てて体を起こして、身支度を整えた。