「あのことか?だったらあれはお前のせいじゃ『うちのせいだよ。うちがあいつらを。』」

うちに泣く資格なんてないのに。涙が止まらない。

「わるかった。泣くなよ。」

バンッ

「可憐が来たって本当か?って可憐、お前なんで泣いてんだよ。さては、竜也お前が泣かしたのか?許さーん。」

ドカッ バキッ

今うちの目の前でじゃれてるのが、うちの兄達。ちなみに双子で、兄が竜也弟が哲也。

『うるさい。』

哲「ごめん。てかお前俺のクラスな。」

『教師だったんだ。』

哲「おぅよ。じゃあ行くぞ。」
『うん。またね、竜兄。』

竜「あぁ。じゃあな。」