お弁当を急いで食べて、体育館へと向かった。 「さあ!始まるよ! 今年の美女は誰かなあ~?」 舞台に乗った2年生が言う。 「あれ、バスケ部の先輩。」 愛美と二人、舞台を見つめていると、海原くんが言った。 あたしたちの肩の間から覗き込む。 「え、そうなの?」 「そうそう。 超おもろいで!」 海原くんは笑顔で言った。