私は、さいばしを放り投げるように置くと玄関へ向かった。 『あっ!あなたハルイチ?』 『う、うん。』 『ハイ、これあげる!!』 グリーンの封筒を渡してしまった…… 『まひるさん、迎えに来たよ!!』 私は、突然の出来事にただただ立ち尽くすことしかできなかった。