ほんとなら、返事もクソもねぇ、本社にそのままテープ送りつけて、即刻クビにしてやりたいが、そこまでやると、またまひるさんに被害が及びそうだから、やめた。 失うもんがなんにもなくなっちまうと、人間なんでもやっちまうからな。 手紙に載せたアドレスは、もちろん俺のものだ。 俺は、その手紙を握り締め、八嶋の自宅ポストへ投函するべく、翔太の家を出た。 頼む、上手くいってくれ……。