『……あっそ。』 赤くなった頬を見られまいと下を向いてそっけなく言う私。 『照れちゃって〜〜可愛いなぁ、もうっ。』 くだらないことを話しながら、愛理のお迎えへ。 鞄の底板を確かめると、セロテープで鍵が止めてある。 『よかった〜!あった。』