私は納得したように前を向いた。
やったぁ♪♪空が城の剣士になれたら…ずっと一緒にいられる……



「――桜」



「どした?」



ふいに名前を呼ばれ返事をしてふり向いた



「―……ん…っ」



いきなりキスをされた
しかも深いキス……



「そ、そら…」



「桜…」



唇が離れ、また重なる。
優しく包み込むように重ねられてまた深くなる。



「……っ…」



「……っ桜…好きだ……」



私をきつく抱き締めながら空は言った。



「ん…私も……好き…」



私は照れながら言う。



「よし。今日はここまで!!」


空はそう言って私から離れた