今日は結局、 その辺の街を歩いてショッピングすることにした。 「ねー。菜月ぃ~?」 ある程度歩いて、 昼食がてらに近くのマックに入ったとき、佳澄は言った。 「何??」 さっきの楽しそうな笑顔とは一転。 深刻な顔をしていた。 「…あのさ。 沙耶…何かあたしのこと言ってる??」