正直、あたしも分からない。



佳澄としては来てほしくないだろうけど、そしたら沙耶は仲間外れとか思うよね…



「まあっ!本人に聞いてみるよっ!」



…うん。



きっとそれが一番いいんだよね?


「そうだねっ!…でドコ行くー?」


「そうだねーっ…あっ!」



丁度、沙耶が職員室から帰ってきたのが見えた。


「沙耶っ!」


一瞬、笑顔になったけどすぐに仏頂面になった。