キーンコーン… 「あっチャイム鳴ったから席に戻るねっ!」 佳澄はそう言って席に戻った。 …よかった… 佳澄も、友達…になれたんだよね? 礼をした後、 いつもあたしの席に来る沙耶は さっきの休み時間に受け取った資料について先生に用があるらしく職員室に行った。 「菜月ーっ♪」 そのかわりに佳澄が来た。