青い空のしたで



「あ!そうだねーっ!!
どうするー??」



佳澄はイイ子だった。

…あたしが精一杯気遣ってることに気が付いているみたい。



それと対照的に沙耶はというと、



「…」



ずっと無言だった。



何か、したかな…?


記憶には何もないけど。



少し不安になったけど、
あたしは佳澄と騒いで気が付かないふりをしてしまった。