ふいに街角で




なつかしい人が見えた気がした




そのときわたしの思考は昔にかえり




当時いっしょにいったお祭りですくった金魚とか




指輪とか




床に落ちた包丁とか




そういうものがいっぺんに芽吹いて来て




すごくキレイだった








花言葉は「美しい思い出」「変わらぬ美しさ」