「美晴!!あんた宿題あるんでしょ?さっさとやりなさい!」
「うるさいなぁ…。後でちゃんとやるもん!!」
「もう…。本当かしら…?」
お母さんはブツブツと言いながらベランダに出て行った。
私はテレビのチャンネルを変えた。
とりあえず面白い番組がやっていなかったら、適当にニュースを見た。
私はお茶をゴクリと一口飲む。
『えー、次のニュースは……。』
いつ見てもニュースは同じだなぁ。
そう思いながら見ていた私だけど、ある内容で私はニュースを見た。
『明後日で、あの日から61年です。現地だった広島では…。』
そう。明後日は広島に原爆が落とされた日。8月6日だ。そして、私の誕生日だったりもする。
毎年誕生日の日は、このニュースをやっている。
「うるさいなぁ…。後でちゃんとやるもん!!」
「もう…。本当かしら…?」
お母さんはブツブツと言いながらベランダに出て行った。
私はテレビのチャンネルを変えた。
とりあえず面白い番組がやっていなかったら、適当にニュースを見た。
私はお茶をゴクリと一口飲む。
『えー、次のニュースは……。』
いつ見てもニュースは同じだなぁ。
そう思いながら見ていた私だけど、ある内容で私はニュースを見た。
『明後日で、あの日から61年です。現地だった広島では…。』
そう。明後日は広島に原爆が落とされた日。8月6日だ。そして、私の誕生日だったりもする。
毎年誕生日の日は、このニュースをやっている。



