ひとかけらの恋

ポタッ……、ポタッ……。




涙が落ちた。



どうして恋ってこんなのばっかりなんだろう?



私はまた後悔したままなの……?



そんなのやだっ!
……でも会ったら。




また会って悲しい思いをするのか、また何もしないで後悔するのか。




どっちを選ぶべき?





『美晴が翔をどう思うかじゃない?』




私が翔をどう思うか…。




私はまだ翔が……好き。



ずっと好きだったんだもん……。



あきらめれないよ…。


たとえ翔にとって私は友達でもいい。



せめて最後にもう一度……。



この私の想いをもう一度翔に伝えたい……。




ごしっ…!!




私は手で涙を拭って立ち上がった。




よしっ…!!




私は鞄を持って一目散にバス停に向かって走り出した。




「ハァ、ハァ、ハァ……。…っ、駅行きのバスは……?」




私はバス停に着いてすぐにバスの時刻を見た。