ひとかけらの恋

「あのね……。」




私は昨日のことをすべて優に話した。




「そっかー。…で、美晴はどうしたいの?」


「せっかく会えたのにまた会えなくなるのが嫌だから、駅には行かないほうがいいのかなって思うんだけど…。」



「……。」




優は少し黙って考えている。




「美晴はまだ翔が好き?」




えっ…。
いきなり何を…。





「翔にとって美晴は大事な友達だけど、美晴にとって翔は何?」




「翔は……。」




私は言葉に詰まった。



私は………。




私は………。





今までずっと好きだったけど、翔にはっきり友達って言われてから私は………。




「もしかしてあきらめたの?」





優の言葉がココロに響く。