ひとかけらの恋

「ごめんー!」




私はそう言って自分の部屋に雑誌を取りに行った。



雑誌を持って紗季の部屋に戻る。




「はい。今月のだよー。」



「もう~!ちゃんと言ってよねっ?」



「わかりましたぁ!」



なんか、妹の方がしっかりしているような感じだ…。




「お姉ちゃん出かけるの?」




紗季が私の持っているバッグを見ながら言った。



あっ!!
すっかり忘れてた!!



「うん。カラオケ行くの。だから留守番しててくれる?」



「いいよ。いってらっしゃ~い。」




紗季はひらひらと手を振りながら言った。




「じゃあ、いってきまーす。」




私もそう紗季に言って家を出発した。




外に出ると風が少し吹いていて、顔にあたっている風が冷たく感じる。



もう少し厚い服来て来れば良かったかな?