ひとかけらの恋

♪ピロリロリ~ン♪





あっ、返事きた。




さっそく携帯を開いてメールを見た。




【OK♪じゃあ待ってるよ(^_^)v】




よしっ…。
そろそろ行かないと……。




ガチャッ!!




「あっ…!」




バッグを持って部屋を出た時、ふと思い出した。



お母さん出かけたから留守番しないといけないんだった…。




「まぁ、いいや!紗季にまかせちゃえば♪」



トントンッ!!




私はそう言いながら紗季の部屋の扉をノックする。




「はーい。」




部屋の中から紗季の返事がきた。




「入るよー。」




ガチャッ!




私は扉を開ける。



紗季は雑誌を見ていた。




「お姉ちゃんさ、今月のこの雑誌持って行った?」




紗季は読んでいた雑誌を私の方に見せた。



毎月この雑誌は2人で割勘して買っている。


そういえば紗季がいない時に、紗季の部屋から持って行ったっけ。


さっきも読んでたし…。




「あっ、持って行ったよ。読む?」



「読む?…って、また勝手に持って行ったの!?ちゃんと一言言ってから持って行こうよー!!」




私は前にも黙って持って行ったっけ……。