ひとかけらの恋

灰色の雲が空一面に広がっている。



じめじめしてなんか嫌だなぁ~。





ザアァァァァー………。




ちょうど学校に着いてから、雨が降り出してきた。



私よりあとに来た人達は、髪の毛などが少し濡れている。



帰りまでにやむといいなぁ…。



私はそう思いながらも、久々に会う友達達と喋りまくっていた。




キーンコーンカーンコーン




チャイムの音も久しぶりだ。



私は自分の席についた。



あれっ?



翔まだ来てないんだ…。



翔の席を見ても、鞄が机の横にかかっていない。



いつも見たいに遅刻かな?



翔は遅刻することが度々あった。






だから私はまだ、翔は遅刻をしてでも来るって思っていたんだ。