ひとかけらの恋

ドキドキドキドキ……。




ドキドキが止まらない…。



自然と翔の肩を持っている手が熱くなっている気がした。



翔……私今すごく幸せだよ…………。



信号で自転車は止まった。




「ごめんだけど、肩だとこぎにくいから腰持って?」



「えっ…。うん。」




私は翔の腰辺りをそっと掴んだ。




ドキドキドキドキドキドキ……。




肩持つより緊張する~~!!



信号が青になり、翔は自転車をこぎ出した。



ん……?
前方に結構急な下り坂が見えてきた。




「あの坂道通るよね…?」




私は恐る恐る翔に聞いた。




「駅まで行くのにこの道だろ?」



「うん。あってるけど…。」




この状態で下り坂を通るの?



ちょっと怖いかも…。