ひとかけらの恋

江里香の言う通り、確かになんでわざわざ自分の試合会場からここまで……?




「1年生の時の大会の時も来てたよね。」




秋穂も小声で言った。



確かにあの時も来てたけど、確かあの時期いろいろと問題があったっけ。※詳しくは二章で!




「やっぱり思うんだけど…。」



「えっ?何?やっぱりって?」




私は優に聞き返した。




「もしかしたら翔って、美晴のこと好きなんじゃないの?」



「……………はい?って、えーっ!?」




「「美晴声大きい!!」」




みんなが一斉に私の声を書き消した。




「ごめん……。でも、そんなことあるはずないよ?みんな知ってるよねっ?私が翔にフラれてるの!」




「もしかしたら気持ち変わってるかもしれないじゃん?」



「でも………。」




私は翔をチラッと見た。



翔は『何話してるんだ?』と言うような顔をしている。