ひとかけらの恋

「翔……?」




由利は不思議そうな顔で言った。



翔が来てるの知らないのか…。




「翔がね、試合終わった後で来てるんだよ。」



「そーなんだ。」





「おーい集まれー!」



先生が叫んでみんなを集めている。



私と由利も先生の所に集まった。




「まぁ、負けてしまったけど、いい試合だったんじゃないかな?それと、3年生は今日で最後です。せっかくやからなんか一言ずつ言ってもらいましょう。」




えっ?
何それ…聞いてませんよ!?




「じゃあキャプテンからどうぞ。」



「えーっと………。」



こういう時にキャプテンからだから、由利も大変だなぁ。




「部活の練習はえらい時もあったけど、結構楽しい時もあったから、みんなもこれから頑張っていって下さい。」




パチパチパチパチ~!



みんなが拍手をする。