ひとかけらの恋

「しっ、試合は!?」



「終わった…。」




終わったって言っても、なんで翔はここにいるの?




「試合終わって見にきたら、美晴が救護室に行くのが見えたけど、大丈夫か?」



「うん。まぁ……一応大丈夫。」




翔は怪我を心配してくれる。




「とりあえず応援席に行って試合見るぞ。」


「……はい。」




私は先生と翔と一緒にみんなの試合を見に行った。



私達の学校は相手チームに5点ほど負けていた。



みんな頑張れっ!!



私は応援していた。



でも心の隅では、試合に出たい気持ちがある。




「……美晴?」




どこかおかしな様子の私に翔が声をかける。



「美晴はどうしたいんだ?」



「えっ?どういう意味…?」




私は翔に聞き返した。



「試合に出たいか?出たくないのか?」




出たい!!
でも……。