ひとかけらの恋

だけど、相手チームもそこを狙ってボールを奪ったりマークするようになってきた。



私はボールに向かって走った。




グギッ!!





ヤバッ……足ひねった。



そう思った瞬間、私は体のバランスを崩してこけてしまった。



恥ずかしい……。
こけちゃった…。



私は急いで立ち上がろうとした。




ズキッ!!!





さっきひねった右足に痛みが走った。



私の異変に気付いたのかして、先生が近寄ってきた。




「どうした?」



「足ひねったみたいで…。」



「交代したほうがいいな。」



「えっ……!?」




交………代?




やだっ!!
最後の試合だから、頑張ろうと思ってるのに…!!



でも足にくる痛みを考えると、先生にはそんなこと言えなかった。