ひとかけらの恋

私は携帯をギュッと握り、空を見上げて《翔が最高の試合をできますように!》と願っていた。



私は携帯をユニホームのポケットに入れてみんなのところに向かう。




「どこ行ってたの?」



優がさっそく私に聞く。




「トイレ……はウソで、翔とメールと電話してた♪」




「えーっ!?何話したの!?」




興味津々そうに優が私に聞いた。




「内緒ー♪」



「気になる!!」




ごめんね優。
翔との小さな想い出一つぐらいは、私の心の中だけにしまわせてね?




私は優や近くで聞いていたみんなに質問攻めされながらも、ほかの学校の試合を見ていた。




時間は流れ、早くも私達の学校の試合が始まる時間になった。



タオルや水筒を持って、試合をするコートに向かった。



そしてとうとう試合が始まった………。









「ありがとうございましたー!」




試合は終わり、なんとか一回戦は勝つことができた。



タオルで流れ出す汗を拭きながら荷物を置いてある所に向かう。