ひとかけらの恋

よしっ…!




「あたしね、翔に試合頑張ってほしいな。」


『えっ!?』




いきなりこんなこと言ったらひかれるかな?


…でも。




「あたし、翔が楽しそうにバスケしてる姿見てて、それで中学校に入ったらバスケ部に入ろうと思ったんだ!」


『俺を見て?』




見てたのは翔が好きだからだけどね★



だけど……。




「翔がバスケする時、すごく輝いて見えたよ?だから、翔はいつもみたいに楽しんで試合してね!」




『美晴……。ありがとう。美晴も俺も、最高の試合ができるといいな!美晴も頑張れよ!』




「……うん♪」




私は心から嬉しかった。



翔の言葉は、私の心を温かく、強くしてくれる。




『翔!試合始まるぞー!』




電話ごしに、翔を呼ぶ声が聞こえてきた。




『ごめん!じゃあ試合行ってくる!』



「うん。頑張ってね。」




ピッ!!




翔との電話が終わった。