ひとかけらの恋

「男子早く集まれー!」




「女子こっちやぞ!」



水着に着替えてプールサイドに出ると、先生が叫んでいた。



水着姿で並ぶのは嫌だけど、仕方なく並んだ。



せめて男子と別々に並べるのが嬉しい。



並んで欠席確認した後、体操をしてシャワーを浴びた。




「冷たい……。」




いつもよりシャワーが冷たく感じる。



シャワーを浴びた後は、男女別にプールサイドに行き、座って帽子をかぶってゴーグルをつける。




「美晴も早く入ろうよ♪」




先に準備を済ませた優が、早くもプールの中に入っている。



優…なんだか嬉しそう。



優は泳ぐの得意だからなー……。



きっと泳げるのが嬉しいのだろう。




パシャ…。




私はプールの水を体にかける。



今日の水、結構冷たくない?




ピチャ………。




私を足からゆっくりとプールの中に入りかける。




「さぶっ!!」




体の半分だけ入っただけでも、かなりの寒気を感じた。