ひとかけらの恋

「じゃあさ、ちょっとバスケしていかねぇ?」




「うん!いいよ!」




私は荷物を置く。




「じゃあ、単純にあのゴールに入れるってことで、美晴が先にボール持てよ。」




パシッ!




翔が私にボールを投げて、私はそれを受け取った。




よしっ!
翔には取られないぞ!



ダンダンダンダンッ!!




私はドリブルをしながら動く。




パシッ!!




「へっ!?」




私がドリブルしていたボールを、翔が横から取って行った。




ダンダンダンダンッ………パシュッ!!




翔は私から取ったボールをそのままドリブルしてシュートした。



私は思わずその瞬間を眺めていた。



翔はいつでもかっこいいね…。



それに、バスケしている時が一番……。




「よっしゃっ!美晴、俺入れたぞ!!」




翔はとても嬉しそうに微笑む。




「入れられちゃった…。」




私は苦笑いする。