ひとかけらの恋

心配している間に、2年生が全員リレーを始めていた。



紗季も頑張って走っている姿が見えた。



頑張らないとね…。



とりあえず、靴ひもをきつく結び直した。



そして入場するために並びに行った。



しばらくの間、並んで待っていた。




ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…。




緊張して、鼓動が次第に早くなる。



落ち着け………私!!


私は何度も自分に言い聞かせて落ち着こうとしていた。



そして運動場に入場し始めた。



それぞれ走る場所に移動した。



A地点と、B地点と、C地点にそれぞれ走り出す場所が別れて、順番を待つ。



ちなみに私が走り出す場所はC地点で、走る距離は50m。



B地点の人は100mを走る。



私は100mを早く走れるはずがなく、もちろん50mを選んだ。