ひとかけらの恋

私は最後まで頑張って跳んだ。




「1……2……3……4……5……。」




パンッ!!




終わりのピストルが鳴った。



でもルールでは、ピストルが鳴る前から跳び始めていて、まだひっかかっていなかったら続けてもいい。



私達のクラスはなんとか跳び続けた後、ひっかかって終わった。




「はぁ……、はぁ……。」




なんか、すごく疲れた感じがする。



結果はあまりよくなったけど、総合得点はなんとか保てていた。



私は応援席に戻って、始まりかけた1年生の全員リレーを眺めていた。



何もしなくても、自然と汗が流れてくる。



私はタオルで汗を拭いてばかりだった。



得点板を見る限り、とりあえず得点にあまり差がない3組に全員リレーで勝てば大丈夫そうだ。



でも私、走るの遅いし、こけないか心配…。