ひとかけらの恋

部屋に戻った私は、またストラップを作り始める。



だんだん面倒くなってきたかも…。



でも翔に渡すためだし頑張らないといけないもんね。



翔といえば…。



なんか、あの時の表情が気になるんだよね…。



翔って、普段はあんまり悲しそうな顔になったところ見たことないし、それに……。



どうして私と目が合ったらあんな悲しそうな表情になるんだろう?


私…何かしたっけ?



わけわかんないよ…。



「もういいや。今日は寝よう…。」




私はストラップを勉強机の引き出しにしまってベッドに寝転ぶ。



翔のあの表情のことは気になったけど、私はいつの間にか眠っていた。





でも私が、もっと翔のあの表情のことを気にしてたら、違う未来が待っていたのかもしれない………。