ひとかけらの恋

ぞろぞろと並んで歩いて行く。



そしてバスの所に着いて、順番に乗り込んでいく。




「では、出発します。」




バスは新幹線に乗るために東京駅へ向かって走り出した。




途中で東京タワーなんかも見えたりして、カメラのシャッターを押し続けていた。



東京駅まで行くのに、結構時間がかかると思っていたのに、いつの間にか降りる準備をしなければいけなくなっている。




「バスが止まるのは道路だから、バスから降りたら、急いでどれでもいいから荷物を持って行って下さい。」




先生が説明し終わると、バスが止まった。




私は降りて、バスガイドさんに渡された大きな荷物を持って歩道の端に寄った。



全員が降りたら、持っていた荷物を持ち主に渡して、自分の荷物を受け取る。