ひとかけらの恋

「はぐれないようにしないと、ほかの学校の人達の所に間違えて行ってしまうので、ちゃんと歩いて来て下さい。では1組から歩いて行って下さい。」





1組が歩き始める間に、2組は立って待つ。


そして1組の後に続いて歩き出した。



先生はこの敷地内にあるホテルだから歩いて行くって言っていた。


確かにホテルは見えるけど、歩いてみると意外遠く感じる。




少し歩いた頃、なぜか翔が私の前の方を歩いている1組の男子と歩いていることに気付いた。



いいのかな?
自分の並ぶ場所で歩いてなくて…。



でも周りを見ると、みんなバラバラになりかけている。



………まともに並んで歩くはずないか。



それにいいんだ…。



だって翔が、私の目の前で歩いているからすごく近くにいてくれるし…。



ちょっぴり幸せだしね♪♪