ひとかけらの恋

「片岡先生歌ってよ!」




ふと誰かが言った。




「うーん…。先生はいいよ。山田先生歌いませんか?」



「えっ?…じゃあ、そうします。」




山田先生は曲を選び始める。




「校長先生もよかったらどうぞ。」



「あっ、はい。」




片岡先生は、一緒のバスに乗っている山田先生にカラオケを勧めた後、同じように乗っている校長先生にも勧めている。




♪♪~♪~♪♪~♪♪



バス内に曲が流れ出す。



山田先生は歌い出すけれど、全然知らない曲だった。



山田先生が歌い終わると、校長先生が歌い出した。



これもまた知らない曲だった。




「片岡先生も歌ってよー。」



「うーん…。」




片岡先生はみんなに言われて、しぶしぶと曲を選んでいる。