ひとかけらの恋

「じゃあ、少し歩きますよー。」




……歩く?




「バスでは進まないので、ここから歩いていきます。着いて来て下さいね。」




私達はペンションの方々に着いて歩き出した。



だんだん急になっていく坂道を黙々と歩いていく。



だいぶ坂道を歩くと、ペンションらしい建物が見えてきた。



ここかな?



思った通り、その建物が私達が泊まるペンションだった。



私はペンションに泊まったことはなかったけれど、ペンションの中はなんとなく想像していたのに近かった。



中に入ってこれからの予定を聞き、自分達の部屋に向かった。



部屋は、私と、笑美と、咲と、優の4人で一緒。



部屋に着くと制服から私服に着替えて、とりあえず荷物の整理などをした。