ひとかけらの恋

お母さんはあの時の事故ら、私が出かける時はいつも心配そうな顔になる。



まぁ、仕方ないよね…?




私は自転車の鍵を開けて、ゆっくりこぎ出した。



私達がいつも行くカラオケは、自転車で行かないとかなり遠い。



自転車乗っていると、とても心地よい風を感じる。



涼しい風だなぁ。



私はいつもの場所に待ちながら、涼しい風をうけていた。



だいぶ長くなった髪の毛を風がなびかしている。




「美晴ー!」




3分ほどで優も来て、2人でカラオケまで喋りながら向かった。





カラオケボックスに入ると、さっそく曲を選んで入れる。



私は優に先に歌ってもらうことにして、コップを持ってジュースをくみに行くことにした。