ひとかけらの恋

翔君は、どこか寂しげな表情で言った。




「私も早く思い出したいよ!だから、頑張ってみるね!」




「うん。待ってるぜ!」




翔君は、ニコッて笑って言う。




あっ…。笑顔だ…。




私、翔君の笑顔を見ると、自然と嬉しくなって私も笑顔になれるよ…。



もっと翔君の笑顔が見たいから、私頑張るよ。早く記憶が戻るように…。





♪~♪~♪~♪~♪




私のジャージのポケットから、携帯の着信音が鳴り響き出した。




「あっ!ごめん!ちょっとでるね。」



「おー。」




ピッ!!




ボタンを押して電話に出る。




「もしもし?」




『美晴?意識を失って倒れたって聞いたけど、大丈夫なの!?』



電話の相手はお母さんだった。