ひとかけらの恋

「はい、そうします。ありがとうございました。」




私をお礼を言って保健室を出た。




「美晴……。」




私は保健室を出た瞬間、誰かに声をかけられた。




「翔君……。」




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二人の間に微妙な空気が流れる。



翔君とは、昨日のあの時以来まだ話してない。



ずっと話そうと思ってたけど、いざ話そうと思うとなかなか言葉が出てこない。



けど…!!




「「あのねっ!!
  あんさっ!!」」




二人に声が重なった。



「えっ…。」




「プッ…。ははっ!」



「な、なんで笑うの?」



「あっ、ごめんごめん。まさか同時に言うとは思ってなかったから。」




なんだかんだ言っても、少し空気がやわらかくなった。