ひとかけらの恋

けど、どれだけ歩いても何も見えてこない。


私は疲れてその場に座りこんだ。





ピカーーーー!!!





いきなり前の方が明るく光った。




見てみると、前の方で光り輝くシルエットが見える。



あのシルエットどこかで……。



シルエットは私に背中を向けて走り出した。


私は急いで追いかけた。



でも、どれだけ全速力で走っても追いつけない。




待ってよ!待ってよ!




「待ってよ!翔君!!」




……ハッ!!




私はこの一言を叫ぶと同時に目が覚めた。



私は自分がどんな状態かいまいちわからなかった。



でも、だんだん何があったか思い出してきた。



そして様子からして、ここは保健室だ。