ひとかけらの恋

全然何が起こったのかわからなくて、頭が真っ白だった。




どうして?……どうして?




どうしてあんなこと言うの?



別に翔君のこと、思い出したくないって思ってないのに。



思い出したいって思ってたのに……。




ズキン……ズキン……ズキン……ズキン………………。




翔君の言葉が、ずっと私のココロを苦しくさせた。




「そういえば……これなんだろう?」




私は手のひらに乗せられた物を見た。



それは、小さな袋でリボンで結ばれていて、とてもかわいらしい物だった。





「HAPPY birthday…?」




私は袋に貼られているシールに書かれた文字を読んだ。




「これ……もしかして誕生日プレゼント?」