ひとかけらの恋

視線の先にあったのは、誰も座っていない席があった。



どうして誰も座っていない席を見てるの?


そう思って小さい自分を見たら、ポーッとした顔になってる。





トクン………トクン………トクン………トクン………。





何…この感じ…。


やけにさっきから胸の鼓動が高まる。



そう思っていたら、いきなり周りの景色が変わった。


私、今度は友達と喋ってる。




チラッ…。チラッ…。



今度は仕切りにどこかを見てる。



誰もいない場所を仕切りに見てる。



ねぇ…?


どうして私は誰もいない場所を見ているの?


次々に景色は変わる。


その度に私は誰もいない場所を見ているんだ。



一つだけ気付いたことがあるんだ。


私…、いつも笑ってるんだ。