ひとかけらの恋

「ヤバッ!!私も明後日登校日なのに作文終わってない!!」



私のいきなりの大声に、お母さんはびっくりして固まっている。


私は急いで2階に向かった。急いだと言っても、捻挫した足ではそんなに急げていなかった。


部屋に入るとすかさず勉強机に向かう。


そして書きかけの作文用紙に書きこんでいく。





―30分後―



「やったぁ!終わったー!」



私はシャーペンを置いて、うんと体を上に伸ばす。



こんなに早く作文書き上げるの初めてかも…。



作文をしまおうと机の方を向いた時…。



「あれっ……?」



私は机の上の写真たてを手にとった。



「これ……女子の大会の時のだよね?なのに、どうして翔君が一緒に写ってるんだろ…。」