ひとかけらの恋

……特別な感情?




どうしてだろう。



なぜか…心の奥で何かがひっかかっているような気がするんだ…。


「怪我は軽いですが、一応念の為に2日ほど入院しておきましょう。では、お大事に。」


「ありがとうございました。」



私はお母さんと一緒にお礼を言った。



「美晴、そろそろ夕食らしいからもらってくるわね。」



「うん。もうそんな時間か…。」



気がつけば、時間は7時をまわっていた。


外の景色は、夏だから日が長いのかして、まだ薄暗い。




「はい、ご飯。」



いつの間にか戻ってきたお母さんが、夕食のお盆を机に置いてくれた。



「ありがとう!」




私は早速お箸を持ってちょびちょびとご飯を食べ始める。


思っていたよりも夕食は美味しく感じた。