ひとかけらの恋

「美晴はいい友達を持ったわね~。」



ベッドの横にあるパイプイスに座っていたお母さんが、微笑みながら言った。



「うん!すっごくいい友達だよ!!」



私がそう言った時、みんなは少し照れているみたいだった。



「そうそう、翔君もいい友達ね。トラックが突っ込んでくる中、あなたを助けたんだもの。翔君も幸い軽い怪我ですんで、今治療をしてもらってるのよ。あとでちゃんとお礼言わないとね。」




「……………………………………………。」



「……?どうしたの?美晴?」




「……………………………お母さん。」





私は閉じていた口を静かに開く……。



そう……。


衝撃の一言を……………………。






「……………………翔君って誰?」