ひとかけらの恋

「そっかー…。」



私は少しホッと安心して天井を見上げた。




トントンッ!!




「はい、どうぞ。」



お母さんが返事をすると、ゆっくり病室の扉が開く。



「美晴ー、大丈夫?」


そう言って入ってきたのは、優、由利、咲、秋穂、江里香の5人だった。



「みんな!来てくれたの?」



私の顔に少し笑顔が戻る。


私はベッドの手すりに掴まりながら、なんとか体を起こした。



「大丈夫?どっか大怪我した?」



みんなは心配そうな顔をしながら、怪我の様子を聞いてきた。



「大丈夫だよ♪捻挫がちょっと痛いけどね。すぐによくなるよ!」


「よかった!!でも、ちゃんと安静にしてないとね。」



「うん!」