ひとかけらの恋

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あれからどのくらいたったのだろうか………。





「み……は…る。……み……はる。…美晴。」




だ…れ………?




私はぼんやりとした意識の中で、ゆっくりと目を開いた。



「美晴…?…美晴!!」



「え……。お母さん……?………っっ!!」


また体全体に激痛が走った。



「大丈夫?」




様子からして、病院だよね?ベッドに寝てるし…。


私はだんだんはっきりしてくる意識を、頭の中で整理していく。



そっか…私…。



ふと腕を見てみたら、ガーゼや包帯が貼られたり巻かれたりしている。




「よかったわねー美晴。怪我も軽い方だったし、検査でも脳に異常はないそうよ。」