「上手く誘えたみたいだね!」



「う~ん…。誘えたというかなんというか…。」



誘う前に翔からここにきたし…。



「いいじゃん美晴。とりあえず。」



「う~ん。そうだね。」



私が優と話してる途中に、翔が私達の方に歩み寄ってきた。



「美晴。撮ろうぜ!」


えっ!!



翔は私の手を握って歩き出した。



手!!手ー!!


ちょっ!私手握られちゃってるよ~!!


私に顔はたちまち赤くなっていく。


私…。手に変な汗かいてないかな?



「せんせー!!早く撮ろうぜ!!」



「何を言ってるんだ!みんなそろってないだろ!それにおまえは関係ないだろ!」



「細かいこと気にすんなって先生!!」



先生の所に着いた時、翔は私の手を放した。