「……ヒロ!?」

「ショウ君…?」

生死の狭間で、一時過ごしたヒロだった。

死にたがりの少年。

彼に、再会したんだ。

「ショウ君、生きれたんだ、よかったね。」

「ああ、なんとか救われたよ。ヒロ、お前、何してんだ?」

「今日はここで寝るの。」

その言葉に、戸惑いを隠せなかった。

「何言ってんだよ!寒くて死んじゃうじゃないか!」

「その為だよ。」