「伊丹さん、ショウ君、上宮先生、色々とありがとうございました。」 英次さんが深々と頭を下げる。 合わせてヒロも頭をさげた。 「私は、このご恩、決して忘れません。」 駅のホームの周りには、マスコミが押し掛けていたが、少しも気にしなかった。 「私は、ヒロ君がいつまでも元気で笑っていてくれることだけを願っています。頑張って、お父さん!」 上宮先生は、えくぼを出して微笑みながら言った。 「はい、立派な父親になれるように頑張ります。」 微笑み返した。